最近の山賀さん?
http://moura.jp/frames/gainax/
悪役がいないでしょう。現実がそうなると同時に、フィクションの世界でも悪役がいなくなっているじゃないですか。悪役だけじゃなくて、悪そのものを描かなくなっている。それがなにか嫌なんですよ。いや、みんな嫌だと感じているんじゃないかな。要するにここが商売のカギかな。「今、日本には悪が足りないんじゃないのか」というところが。
つか、全体が悪だったりすることは良くある。忘却の旋律ってそうじゃなかったんですか?
今ガイナックスがつくっているものを見てると、ちょっと悪意がなくなってきてるかなと感じることがあります。「違うんじゃないの」って思うときもありますね。それは庵野なんかもきっと感じているかもしれないし、赤井とかともよく話してるんです。僕らは心して、もう一度悪意をふるい起こしてものごとにあたらないといかんのじゃないかと。
ハル子さんは悪党だと思います。